コムラサキで田中

看護師資格の一番のプラス面といっても過言ではないのが、つまるところ、たとえブランクがあったとしても、再度職に就くことが可能だということでしょう。これはなぜかというと、看護師が専門職であることに加え、働き手が足りていない現状が大きくかかわっていると言えます。「転職先や雇用形態にこだわっていない」という方の場合、上手くいけば五十代でも復帰できます。日夜、看護師として厳しい仕事を続けていると、数えきれないほど大変なこともあるでしょう。そうなるとついつい、楽のできる病棟はどこかと真剣に検討し始めても、それはごく自然なことです。なかなか言い切るのは難しいのですが、比較的のんびりできるとされる病棟は、人命にかかわらないし、残業が少ないということで、眼科、整形外科、精神科などでしょう。ですが、どういった病院か、症状がどれくらの患者さんを受け入れる病院なのかにより、仕事の内容は全く変わってきます。医療に関わる職種の中でも看護師という職業は特殊な仕事と認識されることが多いですが、他職種と同じように、労働組合がないと雇用条件において不利になることも生じて、患者にとっても不利益となるようなことも起こりかねません。看護師というものはストライキをすることも難しく、看護婦を雇う側がしっかりと気を配るということが最も大切です。殆どの病院において、看護師が十分に足りていないことは大きな問題です。その原因として代表的なものは、仕事に追われる看護師の厳しい労働環境があります。看護師が医師の指示がなくとも一部の医療行為をできるようになったため看護師が覚えなくてはならない仕事が増えて、労働時間が長くなり、簡単に休みをとることが出来ず、疲弊する一方なのです。また、子供を出産後、夜勤で働きながらの育児は困難だとして、職を辞する人も多いのです。一口に看護師の仕事と言っても、病棟勤務か外来勤務かですることが全く違います。という訳で、例えば病棟勤務をこなしてきた人なら、次の職場でも病棟勤務、というのはよくある話です。または、何か得意な技能を持っているのであれば、それを採用面接で言っておくことで、考慮され、それを活かせるポジションにつくことができるでしょう。ですから例えば「夜勤が平気で気にしない」という場合は、高い確率で病棟勤務にまわされるでしょう。そうした仕事の中身により、給金の額も増減することを視野に入れつつ、きちんと自らの希望は伝えておくのが良いでしょう。他の仕事と違い、看護師が職場で勤務する時間というのは、実際のところは、意外に時間の調整はやり易いようになっています。他のスタッフとの兼ね合い、つまりシフトの状態に左右されますが、休暇を時間単位でとる、いわゆる時間休も比較的とりやすいため、園児や小学生などの母親をしながらであってもそれ程無茶をすることなく、働き続けることが可能、と考えられているようです。小さい子供がいると、何かと急な休みなどが多くなってしまいますが、職場のみんなでともかくフォローし合えるのは、きっと看護師という職業特有の勤務の形によるところがあるのではないでしょうか。基本的には、勤務時間は8時間というのが普通です。看護師と言えば、大きなやり甲斐を感じながら働ける仕事の一つであるのは確かですが、良いことばかりでなく、難しい面もまたあるのです。なかなかきつい仕事であることは確かですし、実働時間の長さに加え、その不規則さも特筆するべきレベルですし、その上に、医療現場という緊張感もまた並大抵ではなく、仕事上のあれこれが人間関係の構築に響くようなことも考えられます。それらを承知の上でなお、看護師になろうと目指そうとする人が大勢いるというのは、難点を補って余りある大きな満足感も得られる仕事なのです。もし転職される場合には、ご多分に漏れず看護師の場合も履歴書が必須となりますが、一つ注意しておかなければならないことがあるのです。その注意点とは、特に履歴書の中の「なぜその職場を志望したか?」についてどう書くかということです。具体的に言うと、雇用条件や労働環境がよかったから志望したと書くよりも、「ステップアップすることが出来そうだから」とか「それまで身に着けたことを生かして働けそうだから」といった理由のように、「この人はやる気があるんだな」と感じられるような内容がいいのではないでしょうか。
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